M-1グランプリツアー '05@五反田ゆうぽうと簡易保険ホール

  • オリエンタルラジオ

    武勇伝。凄い歓声だったなあ。1組辺りの持ち時間は8分〜10分くらいはあったと思うんだけど、4分くらいでパッと終わっていた。ある意味潔い。
  • バッドボーイズ

    「ブユウデン、ブユウデン言うけど、俺の武勇伝の方が凄いわ!」という佐田のツカミに爆笑。確かにリアル武勇伝だもんな(笑)。ネタは交通事故(でいいのかな)。このネタよく見るなー。
  • 東京ダイナマイト

    麒麟です」「甘〜い!」「あたし認めない」「(気絶)」と、いきなり他人様のネタ4連発。本ネタまで泥棒ズかよ(笑)。ネタは松田が歌を歌う→面接。歌ネタは先日の登龍門でもやっていたから見たことがある人も多かっただろうけど、かなりウケていた。「涙をみそ汁に…」の下りで、最後に強烈なツッコミが入ってそこが面白かったなあ。ハチミツのタイミングが絶妙すぎ。面接ネタはいわゆる東京ダイナマイトのテンプレ通りというか、王道なネタ。親亀の下りはしつこくて爆笑。しかし長かったなあ。確か12分くらいやってた気が。
  • 南海キャンディーズ

    これまた凄い大歓声。ネタは初めて見る「サーモンのマリネにネギをのせるバイト」。これ、物凄く面白かったです。TV、生含めて今まで見た中で一番面白かったかも。山ちゃんのツッコミがマジで10割、外れ無し。これってまだTVでやってないですよね?M-1の決勝でやるとしたらこれなのかな。

    ただこれ、TVサイズに出来るかどうか。殆どのコンビが2つのネタを組み合わせてやっていたのに、南海はこのネタ一本で結構な時間やっていたから、尺を短くした時に同等の破壊力が出せるのかがやや心配。
  • 磁石

    沸きまくった南海の後はちょっとキツかったか。ツカミの「サワズカンパニーという事務所なんですが、携帯の会社でいったらツーカーレベル」という下りは自虐すぎて笑えかった(苦笑)。ネタは前半が今までのネタのいいとこ取りみたいなネタ、後半は「新しいお父さん」。うーん、前半の散漫さは何だったんだろう?磁石のネタって、1本のネタの中でコロコロ展開が変わっていくのが面白いと思っていたのに、それとかけ離れたことをやっていて見事に裏目に出てた気がする。珍しく永沢が噛んでたし、ちょっと残念な出来。
  • トータルテンボス

    男のファンとのやり取り→夏祭り。相変わらずの言葉遊びが軽快で心地よい。去年のM-1決勝で軽く滑ってから失速気味なイメージがあったけど、北野吉本の頃よりは大分コンディション回復してる気がする。先日の登龍門も良かった。今年後半は漫才に絞ってくるのかな。期待。ただトップスピードに乗った時の不安定さがやっぱり気になるけど。大村頑張れ(よく噛むから)。
  • タイムマシーン3号

    何もメモ取ってないな、何やってたっけ。忘れた。ツッコミがかなりバリエーション広がってるなあとは思った。でも他の芸人で見たことあるぞ?っていう既視感があったのも事実。
  • スピードワゴン

    ツッコミ→甘い言葉。結論から言うとかなり駄目な出来。「ツッコミ」の時点で井戸田のテンションがおかしすぎるなあ、とは思ったけど、「甘い」に行ったところで小沢が「おまえ今日テンションおかしくて何言ってるかわからない!テンポ速すぎ!」と駄目出し(確かに後半ものすごく聞き取りづらかった。声がデカいのに聞き取りづらいって最悪だと思うんだが。)。それに対して「オマエの髪型の方がおかしいわ!」*1と返したのは面白かったけど(笑)、小沢の「言い方で笑わせようとしてるだろ!」というのは的を得ていたなあ。いや、それはそれで勿論アリだし「甘い」で演じているウザキャラはかなり面白いんだが、「ツッコミ」で必要以上に言い方を面白くする必要は無いでしょう、と思ったので。ネタの焦点がボケてしまう気がする。

    「ツッコミ」は生で最初に見た時は物凄く面白いと思ったけど、意外に底が浅いネタかもしれない。それにあのネタって「井戸田のツッコミがたどたどしい」っていう前提条件があってこそ、笑えるネタなんだよなあ。知らない人にはどう伝わるんだろう?

    最後の大オチも井戸田が噛んでしまい、小沢は「こんなのでいいと思ってるのか!」と言ってそのままネタ終了。司会のはりけ〜んず曰く、袖で井戸田が小沢に謝ってたそうです(苦笑)。
  • 千鳥

    夜寝れんのネタ。何回か見ているネタだからか印象薄し。悪くはなかったんですが。
  • POISON GIRL BAND

    夏休みに何をするか、というネタ。これ、面白かったところを書いてしまうと、かなりのネタバレになってしまうので細かく書きません。面白かった。らしいといえば、らしいネタかも。相変わらずツッコミ不在で進むネタ。
  • 笑い飯

    朝、オカンにキレてから登校。久々に笑い飯の漫才で爆笑した気が。凄く面白かった。後半ちょっとしつこいくらいのボケの応酬が素晴らしい。時間をそんなに気にしていなかったのか、テンポが上がりすぎることも無く、いい間でボケを続けられていたのも良かった原因かな。(時計見てなかったから何分やってたのかわからないけど、見ながら「まだやるんだ、長いなあ」と思った。)

    じゃあこれ、TVサイズになった時にどうなのよ?という、南海と同じ疑問はありますが。でもこのネタは本当に面白いと思った。
  • 麒麟

    風太くん→野球の中継。風太くんのネタは年末には風化してそうな気がするのでスルーしますが(笑)、野球中継のネタはかなり良かった。また川島がナレーター的な役割か、と思ったけど応援歌を歌う下りは凄い。100発100中の爆笑率(ヤバイ、書きながら思い出して笑いそうになった:笑)。去年の決勝「熊が相撲取ってるシーン」で見せた、川島が臨界点を越える瞬間が何度も見られた(笑)。面白かったなあ。また見たいわー、このネタ。
  • タカアンドトシ

    堂々の大トリ。怪談→遠足。遠足では「昔か!」というツッコミの連発。タカトシは何が凄いって、トップスピードに乗ってからも全くズレが生じないというのが凄い。全くコケること無く疾走し続ける。トータルテンボスにもこれがあればなぁ…なんて思ったりする。

南海、麒麟笑い飯タカトシ東京ダイナマイトが良かったかな。スピードワゴンと磁石がイマイチだったのは残念。


ただ、スピードワゴンは「甘い言葉」でM-1予選を戦っても全然アリだと思った。それがわかったのは良かったかな。実際は、今日はおかしなことになっちゃったけど(苦笑)細かいフレーズや小沢の気持ち悪い動きなど色々なところが改良されていたし、「一言ネタ」として大分成熟されてきた感じがする。武勇伝がアリならこれだって全然アリでしょう、と(笑)。*2


*1:小沢の髪型が物凄く変だ。ツカミで「自分の姿を鏡で見たらマッチ棒のようだった」と発言。

*2:そういえばリンク元に「スピードワゴン + オリエンタルラジオ + パクリ」っていうのがあって笑った。あんなんでパクリ扱いて。