人志松本のすべらない話9


ジュニアの芸人話にちょっと食傷気味。宮川大輔の「姉をビデオで盗撮」「ジョーダンズ三叉の話」は、実は昨年末のスペシャル収録前に行われた東京ダイナマイトトークライブにゲストで来たときに、披露した話。「明日の収録で使おうと思っているネタ」と言って話してくれたんだけど、スペシャルでオンエアされなかったから「あれ?」と思ってたんだよね。陽の目を見て良かった…という内容でもないですけど。や、面白かったですよ。でも三叉の話は生で聞いた時のほうが数十倍面白かった。あの人の伝説はもっともっと大量に聞くと、より凄いですよ。ウンコの話だけじゃなくて(笑)。


新人5名はそれぞれ持ち味があって良かったけど、個人的にはブラマヨ・吉田が一人勝ち。本ネタに入る前に小ネタで軽く笑いを取るのが上手かったし、オチもきっちりあった。やっぱり話術レベル高いよね。アンタッチャブル・山崎も結構ツボだった。オチはイマイチだけど、そこに行くまでのどうでもいいところが笑えた。これはもう、適当キャラの本領発揮といった感じ。最後の「うどん屋で踊るオッサン」の話とか、ほんっとにどうでもいい話だし、オチも無いのに、凄ぇおかしかった。


キンコン・西野は物怖じしない姿勢に感心。USJの話なんかはオチが完全に予想できたのに笑えたし、それこそ正に「すべらない話」なんじゃないか。ハローバイバイ・関は面白かったけど「すべらない話」のベクトルとはちょっと違う感じ。ドカーンとくる笑いじゃないんだよね。よゐこ・有野は地味だった。って、それは元々そうだから仕方ない。「7」の話は短い時間でスパーン!と笑えて良かった。もう1回出て欲しい、と思ったのは吉田と有野かなあ。


全体的にちょっと盛り上がりに欠けたかね。「これ!」という印象に残る話が少なかった。


で、そろそろメッセンジャー・黒田とサバンナ・高橋を再招集すべきではないか?と思うんですけど、どうですか。この2人は1回きりじゃ勿体無い。