東京ダイナマイト祭にスピードワゴン出演


最初にこのニュースを見たときは、そりゃまあ素直に嬉しかった訳です。ああ、漫才師として見てもらってるんだ、と。冠番組の激なんちゃら*1も微妙な中、他はといえば変なレポーターやら旅番組やらばっかりで。この先どうなるんだろうねえ、と思ってた訳です。でも、久々に心の底から楽しみに出来るイベントで漫才を見れると。うんうん。正直、新ネタあんのかよ?という心配もありつつ、これを弾みにしてM-1エントリしてほしいなと。


でも、ふと気づいたんですよ。これ、他のゲストがですね「ダイノジ、2丁拳銃、ますだおかだ猫ひろし」なんですね。猫ひろしは置いておきまして(笑)他の3組は10年越えてて、M-1に出ることが出来ないコンビなんです。つまり、M-1で戦うことの無いコンビばかりが出ると。や、この人選にそういう意図があるのかどうかはわかりませんよ?M-1前に手の内を明かさない、なんていう。


二郎ちゃんは書いています。「オレたちの兄貴たちが揃ってくれた」と。うむ、そういう視点ならこの人選はわかる。ダイノジ、ますおか、2丁拳銃。いずれもリスペクトする漫才師でありましょう。


で、だ。そこにスピードワゴンスピードワゴンが兄貴かどうかさておき、もし「M-1で戦うことが無い」という意図があるとすれば、やっぱりスピードワゴンは今年(つーか、今年出なかったらもうこの先出ないと思うけど)M-1に出ないのかな、と。思ってしまってですね。ちょっと微妙な気分になった。俺が。


まあねえ、今の状態で出たところで結果残せるかっつったらそりゃもう、ヲタ視点から見ても微妙なんですよ(笑)。明らかに。単純に新ネタ・勝負ネタが無いよなあ、とか。きちんとホリプロライブで毎月新ネタおろしてるんですかね。最近行ってないんで知らないんですけど。


ただ、スキル的には衰えてないと思う。「非吉本で決勝行けそうな漫才師」を考えた時に、何だかんだでまだまだ上位に入ってくるんですよ。他が不甲斐ないっつーのもありますけど。4月の「笑魂伝承スペシャル」で、その日1,2を争うくらいの爆笑をきっちり取ったのを見ながら「ああ、やっぱり漫才上手いなあ」って実感したので。まだまだ期待したいんだ。


ついでに自分がどんな漫才が好きかというのを軽く。ちゃんと会話になってる漫才が好きですね。始まった瞬間から「さ、台本通りやるぞ!」っていう感じの漫才が、最近ホントに苦手で。たくさん練習したんだねー、なんて思ってしまう。単純に「しゃべくり」とか「漫才コント」とかいう話じゃなくてね?自然にやっている漫才が好きだなあ、と。実際は台本通りのはずなのに、凄く会話っぽいテンポがあるんですよね。スピードワゴンの漫才は。


*1:もうタイトル書きたくもねえよ、正直。