アメトーク(7/17)


ぐっさんがゲストなのに安易にモノマネ企画にならないところが、さすがアメトーク…とか言って誉めるのは簡単ですけど。さすがに「四角フェチ」って企画はどうなんだ。いや、面白かったけど。まさか全編それで押すとは思わなかった。山口智充が「いやー、このカバンのね、角のところが…たまらんでしょ?」とひたすら言い続ける30分。


何が凄いって「ぐっさんは四角フェチ」なんて情報、たぶん殆どの視聴者は知らない(ぐっさんファンは別かもしれないけど)。だから「お、ぐっさんの四角フェチネタやるんだ!見なきゃ!」という人は全然いない訳で。始まった瞬間からみんな「ハァ?」って顔で見てると思うんですよ(笑)。でもそのまま何の迷いも無しに押し切ってしまう。最後の「マイシャローナ」が流れてきた瞬間「マジかよ…」って呟いたのは俺だけじゃないはずだ。


前回・前々回のプレゼン企画や、ひな壇芸人のような「芸人の裏側」を出していくのも好きだけど、今回みたいなくっだらないのもいい。というか、これホントに同じ番組?って位に「何でもあり」の様相を呈している、最近のアメトークは。ひたすら「おさむちゃん…です!」を待ち続ける回とかもキてたなあ。


あとこれは最近知ったんだけど、アメトークってオープニングトークがあるんですね。みんな知ってた?先日の蔵出しSPでは「未公開オープニングトーク」という体で流していたけど、そもそも普段の放送ではオープニングトークなんて見たこと無い訳で。まあ「本編収録の前に場を温める」程度のものかもしれないけど(つーかそれって前説の役目だよ)、ここまで全然流れないという状況を考えると、それって明らかに本編の方が面白いからだよなあ。この「やっているはずなのに、オープニングトークが全く流れない」というのも含めて、何だか凄くカオスな番組になってきてるなと思う。