虎の門 話術王
「何だこれ、ただの『すべらない話・時間制限ありバージョン』じゃん。」と思いきや、同じ話を制限時間を変えて話す。同じ話を視点を変えて話す。同じ話をモノマネをしながら話す。というルール。
これ一つ疑問なのが「●●視点で」って言われた時に、何でみんなコント仕立てでその●●を演じる方向に行くんだろうか。ほっしゃん。みたいに漫談で行く方が面白いと思うんだが。あと単純に「逆視点の話を先に考えとけばいいんじゃないか」と思った。
1回戦は正直そんなに面白くもなかったけど、決勝の千原ジュニア対ほっしゃん。は見応えがあったなあ。結果、ほっしゃん。が優勝。各ルールへの対応具合もさることながら*1、やっぱり基本となるストーリーがダントツに面白かった。
「すべらない話」の影響下にあるのは間違い無いけど、それなりに工夫が凝らしてあって楽しかった。でもあんまりやると「すべらない話」と出演者もネタも被りそうだから、そんなに頻繁にやらなくていいです。
*1:と書いてはみたものの、冷静に考えたら「お腹が痛くなってきた演技」は話術でも何でもない。