ルミネthe大喜利 竜王戦@ルミネtheよしもと
約一年ぶりのルミネ大喜利。ルミネという割には関西色の強いメンバーが集まった気がする。じゃあこれがダイナマイト関西のようなイベントだったかというと全くそんなことは無く。何せ判定が千原兄のさじ加減一つなので、どんなに面白い回答を出して会場の爆笑を取っても、靖史の好みに合わなければポイントは加算されない。それどころか機嫌を損ねた場合には減点もある(笑)。D関みたいなガチンコを期待して来ると「ちょっ、それは無くない?」と思うこともあるだろうけど、これはこういうエンターテイメントとして見れば問題無い。去年のルミネ大喜利でそれは学んだので(笑)自分はとても楽しめた。
そんなエンターテイメント色の強い大喜利イベントで、誰が活躍したかというとバッファロー吾郎・木村。D関であれば噛ませ犬に終わるはずの木村が、逆・逆を行く動きで靖史の心を掴む(笑)。なんせ第一声が「今日は面白いことを考えなくていいんですよね?」「(面白いことを考えるなんて)聞いてないわ!」だし。何しに来てんですか、一体。しかしその結果、最初のポイントは何と木村に。あのー、まだ答えてないんですけど。大喜利イベントで答えを出さずしてポイントを稼ぐなんてこの方だけです。素晴らしい。
とにかくこの日は木村祭りだったと言える。まさかの決勝ブロック進出、そして靖史の英断によりいきなり5ポイントを稼ぐも、久馬にその5ポイントを奪われるという見事なズッコケっぷり。
他に気になったのはピース・又吉。「回答の8割が暗い」と言われたように、常に陰がある答え。つーか、デフォで顔に斜線入ってませんか、貴方。淡々とした雰囲気で残酷な答えを出す辺りは、次長課長・井上と似たものを感じる。
意外に良かったのが博多華丸・大吉。華丸は緊張していたのか「司会が当てる→問を言い直す→答えを出す」という当たり前のテンポに乗れなかったりして大丈夫かあ?と最初は思ったのだが、後半は伸び伸びと答えていた。そして華丸大吉の漫才を見たことが無い人には「誰…?」と思われていたであろう大吉は、手数の多いタイプ。回答も多岐のジャンルに渡り、広く答える。プロレスネタも強いようだ。ルミネ大喜利は手数が多いタイプの方が有利な気がするんだけど、大吉は見事に決勝進出。皆が木村いじりで盛り上がっているところに、乗っからずに答えを出して「真面目やなあ…」と感心されていたのが印象深い。
カリカ・林も序盤はテンポ良く答えてポイントを稼いでいたんだけど、後半失速して予選落ち。残念だ。新聞大喜利に出ていたら活躍したんじゃないだろうか。
手数が多いタイプじゃない竹若はもしかして不利なんじゃないか?と思ったが、きっちりと決勝進出していた。さすが。
優勝した久馬には「漁夫の利」という言葉を捧げたい(笑)。優勝おめでとうございます(という言葉がかなりどうでもいいイベントである)
それでは、個人的にツボにハマった回答を紹介。(完成)
※結構適当、ニュアンスが伝わればいいかなレベルで。
◆Aブロック:千原ジュニア/川島(麒麟)/木村(バッファロー吾郎)/山本吉貴/又吉(ピース)/華丸(博多華丸・大吉)/お〜い!久馬
Q:「はじめてのお使い」に続く、全く人気の出なかった「はじめての○○とは?」
- 13回忌(又吉)
- 気づかい(久馬)
- ロケ(ジュニア)
- ボトルキープ(華丸)
- くつじょく、はじめての二軍スタート(川島)
- が、最後のお使い(又吉)
- はじめての甲子園が沢田の喫煙で(木村)
- はじめて〜の、はじめて〜の(久馬)
客席でむずがる子どもが居て、皆が若干イラっときたところに、ニヤリと笑ったジュニアが出した答
↓
- はじめてのルミネ(ジュニア)
さすが…
Q:インド版ドラえもんの設定には変更点があります。その変更点とは?
- 名前がバラモン(又吉)
- (のび太さんエッチ!と言っている)しずかちゃんがガンジス川にいる(ジュニア)
- ジャイアンが非暴力、不服従(久馬)
- ジャイアンが物乞い(山本)
- カースト制度のせいでジャイアンだけ裸足(又吉)
- 四次元ポケットがナン(ジュニア)
- のび太とジャイアンでスパイスの奪い合い(華丸)
Q:長渕が靖史を応援するために曲を書き下ろした。その幻の曲名とは?
- ほんとにろくなもんじゃねえ(川島)→場内大爆笑、しかしポイント全部没収
- 完敗(久馬)
- ちょんぼ(ジュニア)
- 顔張(がんば)ってるぞ!(又吉)
- 押忍!ハンチング侍(又吉)
- 人間?(木村)
Q:TUBEの新曲、夏らしいものの全く売れなかったそのタイトル
- 夏です!奥さん7:30です(木村)
- あー 夏期講習(ジュニア)
- (夏という漢字の下に点が2つ付いて、夏と冬が混ざったような漢字)(久馬)
- NE・BI・E(木村)
その他、写真大喜利など。ジュニア、久馬、木村が決勝へ進出。川島はポイント没収が痛かった。
◆Bブロック:竹若(バッファロー吾郎)/ネゴシックス/林(カリカ)/渡辺(ジャリズム)/大吉(博多華丸・大吉)/ケンドーコバヤシ
Q:お母さんが外出するときに息子に残したロマンチックなメモとは?
- おやつのありかは流れ星に聞くといいわ(林)
- 産婦人科に確認に行ってきます(竹若)
- C 茶ダンスの中に
C チョコと
B バナナを置いておきます(林)
ケンコバが「ドラマチックなメモ」と勘違いして回答。面白かったけどポイント無し。
ケンコバ「こっちのモニターにはドラマチックって出てましたよ!」
子どもの言い訳だ…
Q:坂田利夫が全米進出!その芸名とは?
Q:ジュニアでも見分けるのが困難な、靖史と便器の見分けと方は?
-
- 「便器は大丈夫なんですけど」という言い出し方が流行る。
- オシッコをかけたら少しかゆがる(ケンコバ)
- 若干の毛が確認されております(林)
- 一人で京都に帰れるのが多分靖史(竹若)
- みそ汁がつまるのが便器、味わうのが靖史(竹若)
- 謎は深まるばかりです(林)
- いつか戦う運命…(ケンコバ)
- チキンがタツタ(ケンコバ)
- 森繁が立った(渡辺)
- フミヤと高杢が和解した(大吉)
- のどの薬「クララ」が開発された(竹若)
- 倉田が立った(ケンコバ)
- ララァがジムにやられた(竹若)
- 藤波のドラゴンスリーパーでヒョードルがタップアウト(大吉)
ケンコバと大吉、プロレスネタで盛り上がる。 - 田園調布に家が建った(林)
Q:子どもの日には鯉のぼり、では大人の日には何を飾る?
その他、写真大喜利など。大吉9P、ケンコバ8P、竹若7Pで決勝へ進出。林は6P、惜しい。
◆決勝戦:千原ジュニア/お〜い!久馬/木村(バッファロー吾郎)/竹若(バッファロー吾郎)/大吉(博多華丸・大吉)/ケンドーコバヤシ
フレーズ大喜利:「ちゃーんと、アコ〜ム♪」のメロに合わせてフレーズを言う。お題は「悪口」
- 始める前にジュニアがあることに気づく。木村がスケッチブックの右上に「ちゃーんとアコム」とわざわざメモしていた(笑)
木村「書いたら何か浮かぶかもしれんやん!」
久馬「一個書いたらめくらなあかんのに…」 ←もっともすぎる
- 汚れた戸籍(大吉)
- 木村の右上(ジュニア)
- ジャンプ低い!(久馬)
- 木村明浩(ジュニア)
- 赤いTシャツ(竹若) ←木村が赤いTシャツを着ていた
木村いじりで大盛り上がり。盛り上がったからという理由で木村に5P!
フレーズ大喜利:「ミスター、ドーナツ♪」のメロに合わせてフレーズを言う。お題はフリー
- お〜い!久馬(木)
久馬に5P移動。それに木村が怒り「クイズ世界はSHOW BY ショーバイの横取り40万じゃないですか!」(笑)
それを受けてジュニアが… - 例えが古い(ジュニア)
- 着メロ虎舞竜(大吉)
- 飛車角抜き(竹若)
- 増谷キートン(久馬)
- 板垣死すとも(ケンコバ)
新聞大喜利:新聞記事の中からエロい言葉を探す。(新聞は各々別のもの)
- 剥き出しで打者に立ち向かうパウエル(ケンコバ)
- 100人乗っても大丈夫(久馬)
- すっげえとび(竹若)
- 力みすぎた亀田(ジュニア)
- 前夜まで二度行われた交渉は不調に終わった(大吉)
- (ゴン太くん、ノッポさんの復活に関する記事で)子ども達もさることながら、お父さんお母さんの方がヒートアップしていた(竹若)
普通のフリップ大喜利に戻る。
Q:デアゴスティーニ社の週刊●●。創刊号で廃刊になった人気ゼロの雑誌とは?
- 週刊 短髪の母親(ジュニア)
- 週刊 なわとびの色(木村)
- 週刊 下積み15年以上のロックバンド(大吉)
- 週刊 電話のカバー(ジュニア)
- 週刊 合わせやすい上着(竹若)
Q:目くそ鼻くそを笑う みたいなことを言いなさい
- いくよ くるよを励ます(ジュニア)
- 木村 昭和をさげすむ(ケンコバ)
- 靖史 便器をなじる(ジュニア)→ジュニア、ポイント没収
- 豆腐 薄揚げで包む(竹若)
- マナ カナをこづく(久馬)
- のら犬 乞食と暖めあう(ジュニア)
- 車田 本宮をけなす(木村)
- ブー 工事のめがね奪う(久馬)
Q:細木数子のケータイアドレスとは?
- allback@ezweb...(木村)
- OCHIRO-HELL@...(久馬)
- real-kingkazu@...(大吉)
- FUCKIN'-ehara@...(ジュニア)
Q:日本一不憫なコンビニとは?
- 弁当あたためるとブレーカーがおちる(ジュニア)
- 1Fが住居、2Fがお店(ジュニア)
- 店の真ん中に神木が生えてる(竹若) ←絵が秀逸
- からあげといえども、さん付け(ケンコバ)
- 「ガテン」の量がハンパやない(ジュニア)
- 何故かファミマと呼ばれずリマト(ケンコバ)
- 週3で車が突っ込んでくる(久馬)
- 孔雀が住みついた(竹若)
- ラスクを食パンだと言い張り売りつける(大吉)
「横取り40万」の5Pを生かして久馬が優勝。二位の竹若が8Pだったので、アレがなければ竹若が優勝。ちなみに木村は3P。アレがなければ、まさかの同点優勝(笑)。