M-1グランプリ準決勝@ルミネtheよしもと


M-1グランプリ準決勝。


スピードワゴンは予想通りの清原ネタ。かなりウケてたと
思うんだけど、どうだろうなあ。あとウケてたのは磁石、
タカトシ、キャンキャン、ダイノジあたり?
意外にオンバトの芸人が健闘してた感あり。


カリカは劇団の公演のせいで大遅刻。大変そうだった。(フォローが)
POISON、トータルテンボスは3回戦の方が面白かった。残念。

カナリア:金の斧・銀の斧
オリエンタルラジオ:武勇伝
東京ダイナマイト:タクシー
ライセンス:スノボー、スースーとシーシー
さくらんぼブービー:バリア、甘いマイク、ババ抜き
バッドボーイズ:車が突っ込むやつ


面白かったのはライセンス、東京ダイナマイトさくらんぼブービー
さくらんぼブービーはマイクの周りにバリヤーが!とか
マイクから甘い匂いがする!とか、漫才の形に入るまでに
半分くらいの時間を使ってた気が(笑)。最後は結局「ババ抜き」から
QUEENの「WE WILL ROCK YOU」を熱唱。でも3回戦みたいな
客席乱入は無し。ちょっと盛り上がりに欠けたか?


カナリアのネタは中川家のカバーですよね?ってくらい
ソックリだった。オリエンタルラジオオオカミ少年と同じタイプ。
リズムに乗せて武勇伝を言う。面白かったけど、これも何回も見たら飽きそう。

ピース:洋服店の面接
レム色:回文
ハリセンボン:カーチェイス
レアレア:新しいツッコミ
ザブングル:逆ギレする自転車泥棒
ツインズ:お遊戯→歴史


このブロックは全体的に低調だった感じ。レアレアってのが
ちょっとウケてたかな。ハリセンボンは3回戦と同じネタだった。
3回戦と準決勝のネタが同じっていうのは、他に勝負ネタが
無いのかなあ、なんて思ってしまったり。

品川庄司:危篤の友人の所に駆けつける品川
ジャリズム:一人で出来るショートコント → 語尾に動物
オオカミ少年:(何て言えばいいんだ、これ)
キャン×キャン:ファーストフード店員
クワバタオハラアメリカに行くとこんなことに
磁石:床屋 → 本屋 →(略)


面白かったのは磁石。ここまででは一番盛り上がってたんじゃないか。
品庄は出てきた瞬間から「TV出てますよー」的なオーラが。
声の張り方も全然違うし。さすが。ジャリズムは3回戦イマイチだったから
リベンジに期待してたのに、まさか同じネタとは…うーん。
キャンキャンは期待してなかったけど、結構面白かった。
クワバタオハラも結構ウケてた。この辺から客席が暖まってきた。


磁石は掴みからいきなり爆笑。最初はよくある感じのネタだなあ、
と思ってたのが、どんどんシチュエーションが変わっていくところが新鮮。
よくある漫才のパターンとして
「俺○○やりたいんだ」→「俺○○やってみるから、オマエ●●やってよ」
→ボケる→「ちゃんとやれよ!」→ボケる(以下繰り返し)
っていうのがあると思うんですが、気がついたらその○○が
どんどん変わってるのね。ある意味このパターンのパロディみたいに
なってて凄く面白かった。

ジパング上陸作戦:外国の映画は音が違う
18KIN:記念日の替え歌 → 泣ける話
ダイノジ:葬式の挨拶
タイムマシーン3号:はじめてのお使い
スピードワゴン:清原ネタ


前のブロックで客席が暖まって、そのままの勢いをキープ。
面白かったのは18KINダイノジスピードワゴン
18KINも掴みから爆笑だったなあ。記念日のネタはTVで見たことがあったけど
面白かった。そして半分くらい過ぎたところで「漫才はこの位にして…」(大滝)
「えぇーー!?」この今泉のリアクションにまた爆笑。
「いいんだよ、敗者復活戦があるから」(大滝)
いきなり諦めてんのかよ(笑)。面白すぎ。


ダイノジもかなり盛り上がってた。盛り上がりだけで言ったら
この日一番かもしれない。決勝行くかも?*1
タイムマシーン3号は面白いところもあるけど、詰め込みすぎ&
テンポが速すぎだなあ、と思った。お腹いっぱいな中、更に
「100回目のおつかい」というネタを始めて「え、時間間に合うの?」と
思ってたら見事にタイムオーバーしてた。


スピードワゴンは期待してた清原ネタ。今のご時世に合わせて
色々変えてましたね。「来期の巨人は機動力野球だって!?」に笑った。
井戸田の「交通問題を出せ!」が笑い声にかき消されてたのが惜しい。
あと「自分のキャラに食い殺されそうだー!」も笑ったなー。
今回は4分経過の音が鳴る前に終了。一個前のタイムマシーン3号
長くやっていたせいか、妙に短く感じてしまった。
あ、あと「あたし認めない」無しでしたね。

タカアンドトシ:街中で気づかれる
チュートリアル:オッサンに、オッサンの友達を紹介される
トータルテンボス:「ル」のつく言葉は動詞になる
飛石連休:天使と悪魔
パンクブーブー:車内アナウンス学校


面白かったのはチュートリアル
タカトシは盛り上がってたなあ。これまた今日の1,2を争うくらい
盛り上がってた。チュートリアルは徳井がオッサンに痴漢にあって…
っていう話で、とにかく話の展開が気持ち悪い(笑)。噂どおりの
変態っぷりに爆笑した。あの顔で、あの変態っぷりは凄い。
(注、誉めてます)


トータルテンボスのネタ、先月生で見たんだけど
その時もあんまり…だったんだよね。だから始まった瞬間「これかー」
って感じだったんだけど。でも途中までは凄くウケてて。
ただ最後の、今まで使った単語を全部使って会話にしていくところで
ビックリするくらい滑ってた。見てて頭抱えそうになった(苦笑)。
「今日のハイライト」を時間の都合で省略したのは、面白かったけど。

プー&ムー:九州弁のカッコいい突っ込み
POISON GIRL BAND野口みずきは凄い
U字工事:自慢話(だっけ、よく覚えてない)
ルート33:企業戦士サラリーマン
キングコング:ラップ漫才、サンバ漫才
はりけーんずのフリートーク
カリカ:トリオ漫才


ちょっと客席のテンション落ちてきた?最終ブロック。
ポイズンは3回戦の方が面白かったなあ。
こっちのネタは先が読めちゃう感じで残念。客席の笑いも
3回戦と比べると明らかに少なかった。ルート33は数年前に
オンバトで見た覚えがあるネタ…他に勝負ネタ無いのか。
キンコンも期待してたんだけどイマイチだった。
梶原もすっかり滑りキャラとして認識されてるよね。不遇。


そしてカリカが仕事の都合でまだ会場に来てません!ということで
はりけーんずの2人が必死にトーク。5分くらい喋ってたっけ?


カリカは3回戦同様、林のサラリーマンネタをちょいちょい挟む。
ネタは「吉田さん」を加えてのトリオ漫才ネタ。途中から
「おお、そう来るか!」的な捻りが加わって、爆笑。
でもサラリーマンネタのキレは3回戦の方が良かったかな。
林が手を広げてくるくる回るところ、もっとスペース使えば
良かったのに。3回戦の時は、その絵が見えるくらいにリアルだった(笑)

*1:と思ったら大谷写真日記で「今年も有明の野外で漫才です」発言が。あら。