M-1グランプリ2007・3回戦 東京初日
大きな波乱は無しの合格７組。個人的ベスト３はブレーメン、POISON GIRL BAND、弾丸ジャッキー（不合格）。ブレーメンは名前すら知らなかったんだが今日イチ笑った。今どき「10回クイズ」なんて言い始めたときにはどうしようかと思いましたけど。まだまだ10回クイズには隠された金脈があるのかもしれない。ポイズンは今年は安定している。準決勝でネタの選択を間違えなければ、余裕で決勝に残る。弾丸ジャッキーはちゃんとボケツッコミ別れて漫才してたのが衝撃。キラーフレーズも幾つかあったし、ここは合格にしてほしかった。
合格組。三拍子は安定してて準決勝は文句無しでいけるんだけど、あと一歩何かが足りない。上から数えたらホントに11、12番目くらいなんだろうけど。コント師であるピースはようやく漫才独自のフォームを確立。まだ決勝は無理だけど、2、3年後にはあるかもしれない。麒麟は「感情」ネタ。特筆すべき点は無し。悪くないけど、冷静に見たら準決止まり。ここまで何も無いと、世間で言われている「何か隠し玉があるんじゃないか」説も怪しく思えてきた。ノブコブは相変わらずの破天荒。今まで見た中では一番面白かった、かつウケもとっていた。でもこのキャラが本当にベストな選択なのか？という疑問もある。ザブングルはここ２年くらい変化が無い。ちょっとした新ネタはあれど、爆笑を取るのは毎年決まったフレーズ。
今日の合格者から決勝に行くとすればポイズン。あ、あと麒麟か。大穴でブレーメン。
以下、不合格組含む印象に残った点。合格組で前述した点は略。
ガリットチュウ
去年のネタと全く同じ？去年は結構ウケてた気がするんだが、今年は記録的な滑りっぷり。熊谷の叫びがエコー効かせつつ消え入る瞬間までキレイに聞こえて、死ぬほど笑った（心の中で）。俗に言う「空調の音が聞こえる」状態。
CUB & MUSI
「ALTAまでの道を教える」服に落書きをしたり、かなり飛び道具的なネタだった。そこそこウケてたけど、これルミネでやればもっとウケたのかもしれない。原宿でALTAっつっても。
ジパング上陸作戦
ウケてはいたけど、チャドのキャラ頼りになっていたので不合格も仕方なし。
飛石連休
序盤の岩見がキレるところのフレーズはそろそろ変えた方がいいんじゃなかろうか。とはいえ相変わらず面白いんだけど、去年から余り変わってないと考えるとこれも不合格は仕方なし。
ダークホース
猫ジジ
ニートホープ
「吉本興業のリーサルウェポン」という自己紹介通り、何やら不穏な雰囲気を醸し出す男女コンビ。恋愛ドラマのようなコントが延々続いて、何をしでかすのかとドキドキしながら見ていたらそのまま終わった。ある意味凄い裏切り。
三拍子 （合格）
ボーイフレンド
NSC生にしては上手かった。
ゴーバンブー
ギターも歌もハープも無駄に上手い。無駄すぎる。
ブレーメン （合格）
しかしあれだな、サングラスの人は一歩間違ったらロックンロールコメディーショーのキャラを迷走している方になるな。
POISON GIRL BAND （合格）
阿部の髪が長すぎて、出てきた瞬間「マフラー巻いてんのか？」と本気で思った。そういえば去年の秋〜3回戦くらいの時期は全然ダメだったのに、調子上げてきてるね。吉田のツッコミ、というか進行がどんどん投げ槍になっている感じが凄く良い。「知らねえよそんなの」的な。
朝倉小松崎
初めてのデート。どうでもいいけどこの日はデートネタが多すぎ。マリオのギター演奏は普通にそれだけでまた聞きたいくらいに上手い。
ｱﾐ・ﾎﾞﾛﾛｸ・ﾎｴ・ﾃﾞｼｪ・ｼﾞｪﾃ・ﾁｬｲ
いとう★教授
大輪教授がただのツッコミ役になっていたのが残念。
内容
バカリズムでいうところの「サッカー官能小説」
フルーツポンチ
クールポコ
餅つきではなくラグビーネタ。ネタの合間のフレーズとか、時間稼ぎの絡みはウケていたけど肝心の本ネタのフレーズがどれもイマイチという(笑)。
ピース （合格）
ようやく独自の漫才を作り上げてきた。でもオチは相変わらず古臭いのな(笑)。更に言えば綾部のツッコミも何だか昭和の臭いがして、だんだん東MAXに見えてくることがある。
