平成ノブシコブシライブ「ノブシコブシvsNSC在学生」@エコー劇場


都合で遅刻して入場すると、舞台上では吉村が「お助けカードだ!」と叫び、大西ライオンが登場するところであった。何だこれ。


その後しばらく様子を見ていると、どうやら去年の「徳井vs吉村」と同じく茶番劇であることが判明。まるで去年の再放送を見ているようでげんなりする。こういうのは一回やればいいと思うんだが。しかも「徳井vs吉村」は茶番といえどノブシコブシ内に潜むヒエラルキーと、それに対する本音が見え隠れして「茶番の振りして本気出すんじゃねーの?」と思わせるような面白さがあったんだが、それに比べると今回の「vs NSC在学生」は面白味が全く無いと思った。いくら茶番とはいえ、対決相手としてはさすがにキャラが弱すぎる。


その後もステージ上ではお助け芸人と称したゲストの方が目立ち、ノブコブ狂言回しに徹する。うーん、それはノブコブがやるべきことか?後半の「吉村新喜劇」では5GAP久保田が妹役で大ハマり、大西ライオンの噛みっぷりに逆に爆笑、マキシマムパーパーサム・つよしのツッコミが百発百中で正答を出すなど、確かに見所は多かったけれども。結局単体のコントは一本も無かったし、真の力は御コントで、ということなんでしょうか。


それにしてもマキシマムパーパーサムのツッコミが素晴らしい。合同コントでは一人ツッコミとしてほぼ100%の割合で真っ当に正解を出しているのだが、相方のハゲに対してのみ、完全に言いがかりに近いツッコミになっている。


「(騎馬戦で)すれ違いざまにハゲてるってどういうことやねん!」
「先輩の単独ライブでハゲてるってどういうことやねん!」


なあ、ハゲってそんなに重罪だっけ?